【ベアーズウッド】京都のクマ剥ぎ材を使用した椅子作りワークショップ開催!
京北の吉田木工さん、四辻木材さん、自然を愛するシェイパーのホドリゴ松田さん、野田健太郎さん、スタジオホリゾント代表の亀村さん、山口真一写真事務所代表の山口真一さん、そして弊社の堤卓也と共に「クマ剥ぎ」と呼ばれるクマが爪や牙で樹皮を剥ぐ現象が増加し、問題となっている現状に対処するために立ち上げた「ベアーズウッドプロジェクト」。
この度、下京区の協力のもと、「ベアーズウッド(クマ剥ぎ材」を使用した椅子作りワークショップを開催します!
▲京北の吉田木工さん
▲荷物置きが設けられており、その上に重ねて収納できるようにデザインされています。
私たちが漆の植栽をしている京都の京北エリアでも、このクマ剥ぎされた樹が増加しています。食料が山にないのか、縄張りアピールなのかはっきり理由はわかっていませんが、間違いなく、現代の人間生活が引き起こしている問題です。クマだけを悪者にするのは少し偏った見方かもしれません。
▲Und. 3F スペース
ベアーズウッドはこれまで、木材としての価値が下がり、行き場を失ってきました。
私たちがともに進める「ベアーズウッドプロジェクト」はそんな木に漆で価値を創造し、木製サーフボードやスケートボード、木と漆のストロー/suwなどのプロダクトとして、蘇らせています。
今回ワークショップを開催するUnd.の3階の拭き漆の床や、漆風呂(漆を硬化させる箱)そして椅子など、至る所にベアーズウッドを使用しています。
森林や木材利用に関わる方々の協力のもと、林業や木材産業の大切さを学びながら、持続可能な森づくりやモノづくりについて、このワークショップで一緒に考えていきましょう。
作った椅子はもちろんお持ち帰りいただけます!
是非、ご家族・ご友人と一緒にご参加ください!
※本取組は、森林の多面的機能を維持し、増進するため、森林の整備・保全、森林資源の循環利用、森林の多様な重要性について府民の理解を深める取組の推進を目的に、京都府において平成28年度から導入された「京都府豊かな森を育てる府民税」を活用した事業です。
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■日時
令和7年3月2日(日曜日)
午前9時30分~午後0時30分(受付:午前9時~)
■場所
自然と人々の暮らしを繋げる拠点「Und.(アンド)」堤淺吉漆店 3階
(〒600-8098 京都市下京区間之町通松原上ル稲荷町540)
■対象
市内在住者 ※中学生以下は保護者同伴
■定員
10組
■参加費
1,500円(当日支払い)※作った椅子はお持ち帰りいただけます
■申込み
【申込期間】令和7年1月21日(火曜日)~1月31日(金曜日)
「京都いつでもコール」にて電話、FAX、WEBで受付
氏名(ふりがな)、電話番号、郵便番号、住所、同伴者氏名(中学生以下の方のみ)、メールアドレス(WEB申込の方のみ)をお伝えください。
・京都いつでもコール
電 話:075-661-3755(午前8時~午後9時 年中無休)
FAX:075-661-5855
WEBでの申し込みは「京都いつでもコール」イベント申込のページから当イベント名を選択ください。
※ おかけ間違いにご注意ください。
※ 申込者多数の場合は、抽選とさせていただきますので御了承ください。
※ 当選者のみに、ハガキ、メール等でお知らせします。
- 協力 -
ベアーズウッドプロジェクトメンバー
・ 吉田木工:京北の木材を使用し、天然無垢材を使用した家具を中心に製作しています。
・ 株式会社 四辻:京北の地にて、林業一筋で素材生産業を営んでいます。
・ Lasca woodworks(ラスカ ウッドワークス):木製のサーフボードを手掛けています。
・ 株式会社 堤淺吉漆店:採取された漆樹液を仕入れて精製し、塗料として販売しています。