「漆絵ワークショップ」オリジナル漆猫プレートを作ろう!ーNOGAMIの器と陶胎漆器ー

Und. POP UP企画として3月1日(土)から始まる「NOGAMIの器と陶胎漆器」の関連イベント「漆絵ワークショップ」オリジナル猫プレートを作ろう!」が3月8日(土)9日(日)にUnd.(堤淺吉漆店)で開催されます。

猫をモチーフにした花器や器が大人気の陶芸作家、野上千晶さんと6人の漆芸家がコラボした今回のPOP UP展。この企画のきっかけとなったのは、野上さんと漆の出会いでした。

長年の制作活動の中で懸案事項だった、素焼き過程で入る亀裂。陶器の場合、この時点で入ってしまった亀裂は修復できず、いわゆる「失敗」とされてきたと言います。どの作品も気持ちを込めて作っていることには変わらず、それを泣く泣くお蔵入りさせてきた野上さん。でも、その亀裂も個性として捉え、活かす方法は無いか?と考えていた時に出会ったのが漆でした。金継ぎで割れた器を修復するように、この亀裂をポジティブに捉え、漆を使った表現で蘇らせることが出来るのではないか。そんな野上さんの想いを受けて立ち上がった6人の漆芸作家が、独自のデザインを施し、唯一無二のNOGAMI陶胎漆器(陶器に漆を塗る技法)を完成させました。

100年続く漆精製工場見学とNOGAMIの拭き漆特製猫プレートにオリジナル漆絵体験

昨年4月にオープンしたUnd.は、「URUSHI & ◯◯=Und(アンド)」という意味が込められています。漆を通じて色々なモノやコト、ヒトを繋ぐ場所です。そんなUnd.の一周年にふさわしい、今回の企画展のきっかけになったのもやっぱり「漆」。

「漆絵ワークショップーオリジナル猫プレートを作ろう!」は、そんな漆の成り立ちや歴史、製造工程を見て聞いて学んでもらい、漆の絵付け体験もしてもらおうというもの。当日は、Und.を運営する堤淺吉漆店の100年以上続く漆精製工場を特別に見学。当社の漆を繋ぐ様々な取り組みの紹介や、漆塗り木製サーフボードや自転車なども見て頂けます。

見学後は3階のワークスペースにご案内し、漆絵ワークショップを楽しんでもらいます。

予め、NAGOMIの猫のイラストがレーザーで刻印された拭き漆の皿に、10色の色漆から好きな色を三色まで使ってオリジナルの模様を絵付けしていきます。グラデーションで色をつけたり、細い筆で模様も描けたりも出来ます。今回展示に参加する漆芸作家が講師を努めてくれるので、安心です。

【ワークショップの手順】

①マスキングシートに好きな模様を描きカットする。
②予め拭き漆を施したプレートにマスキングシートを丁寧に貼る。
③スポンジを使い、ステンシル方法でポンポンと絵付けし、細かな模様は筆で加飾する。(制作の所要時間は約1時間半前後)

ムロ(漆を硬化させる箱)でゆっくり漆を硬化させてから、後日発送いたします。

また、体験に使用するプレート木地は、能登半島地震で被害を奇跡的に間逃れた木地です。このワークショップに参加頂くことで、復興支援にも繋がります。是非、ご参加ください。

NOGAMIファンの方々には、本人と交流出来るチャンスです。
是非この機会をお見逃しなく。

ーーーーーーーーーーーーーーー

《漆絵ワークショップ》
オリジナル猫プレートを作ろう!

【会場】Und.|堤淺吉漆店
京都市下京区間之町通り松原上る稲荷町540番地

【日時】
3月8日(土)13:30ー16:30頃まで
3月9日(日)13:30ー16:30頃まで

【定員】各回10名(先着順)

【講師】萩原佳奈

【参加費】12,000円(税込)/一人
工場見学・木地代・漆代・事前拭き漆加工賃込
ドリップにゃんで煎れるコーヒーとお菓子付き
※小学生以下の参加は保護者同伴でお願い致します。親子で1枚のお皿で体験頂きます。
※小学生以下はお菓子代として500円のみ頂きます。

【申込方法】当社InstagramのDMまたは、メールで

①氏名
②参加人数(小学生以下のお子様が参加される場合はお知らせ下さい)
③希望日時
④メールアドレス
⑤電話番号
⑥郵便番号・住所(完成したプレートを後日お送り致します)

を明記の上、ご連絡下さい。

Instagram:@tsutsumi_urushi

メール:und@tsutsumi-urushi.com 

【注意事項】
このワークショップは天然漆を使用致します。漆は体質や体調によってかぶれることがあります。事前にしっかりご説明の上、講師が注意しながら進めて参りますが、万が一かぶれの症状が出た場合でも、当社では責任は負えませんので予めご了承の上、ご参加お願い致します。

asakitichi tsutsumi