『淺吉印傳』 ~和紙・帆布・木材・アクリル板にも漆の盛り上げ柄~
鹿革に漆で柄を付ける伝統技法『印伝』(いんでん)。様々な文様の型紙の上から漆を刷り込み転写させることで、味わい深い鹿革の表面に柄が浮かび上がる独特の漆芸技法。
堤淺吉漆店は、この伝統的な印伝技法を応用し、鹿革以外の様々な素材に対して漆の文様を浮かび上がらせる新しい印伝のカタチ『淺吉印傳』を提案します。
堤淺吉漆店×三谷喜商店(京印伝®)
漆の素材屋である私たちと、京都の地で長きにわたり京印伝®加工を手掛ける「三谷喜商店」とがタッグを組んで展開する淺吉印傳は、従来の鹿革に留まらず、和紙・帆布・木材などの様々な素材に対して印伝加工出来る技術。
京印伝とは三谷喜商店の登録商標で、京うるしと謳う堤淺吉漆店の漆を使用することが前提。耐久性の高い当社独自の高分散精製漆「光琳」を使用することも特徴のひとつ。さらに、堤淺吉漆店が得意とするクオリアコーティングという技術を駆使して、漆との密着が悪いとされるガラスやアクリル板などへの施工も明るい兆しが見えている(現在密着検証実験中)。
印伝技術を活用した商品開発・オーダーメイド・コラボ受付中
伝統的な青海波柄や亀甲柄はもちろん、イラストレーターによって現代風のスタイリッシュな柄やポップな柄など、オーダーメイドで版が作成出来る為、伝統の枠にとらわれない新しいデザインの印伝加工が可能に。また、堤淺吉漆店が京印伝用に漆を調合し、カラフルな色彩の印伝加工も出来るようになりました。
今後、この淺吉印傳の技術を活かした様々なプロダクトを展開していきます。
興味のある方、印伝技法を活かした新商品やコラボ商品をご検討の方は是非ともお声かけ下さい。