〜若狭の海を綺麗に〜 オーシャングラスプロジェクト
あっという間に過ぎ去った春の終わりの4月末、福井県の若狭湾で海岸を綺麗にしてそのゴミを再利用するビーチクリーンイベントが開催され、吉田木工の吉田さんと参加させていただきました。若狭湾(わかさわん)は、福井県から京都府にかけての海岸地形を形成する日本海が深く入り込んでできた湾で、福井県北部西端の越前岬と京都府北端の経ヶ岬を結ぶ直線、及び本州の海岸線によって囲んだ海域を指し、とても大きな湾です。
実は、若狭湾は国内でも漂着するゴミの多い地域と言われているのです。ずっと前から、地元を中心にビーチクリーン活動も広がっておりましたが、その中でも再利用をする活動として、今回の回収したペットボトルゴミからサングラスを作る活動として(株)ヒューマンフォーラム・アノミアーナ・高浜明日研究所が主催となり『オーシャングラスプロジェクト』がスタートしたのです。
当日は、地元の方や海が好きな多くの方に参加してくださいました!
はじめに、和田公民館うらら大ホールにて、イベント開催のあたっての挨拶。その後プロサーファー石川 拳大氏、シネマトグラファー八神鷹也氏が中心となって進める『OCEAN TREE The Journey of Essence』から2021年完成の短編映画『OCEANTREE ~ The Journey Of Essence ~ Episode.2 in Kyoto』の上映会、そして出演者として漆文化の復興を目指す弊社 堤卓也もトークイベントに登壇させていただきました。
映画の事、私達のこれまでの活動の事、これから漆を通じて自然と共に出来る事、沢山話したい事があって、時間が一瞬に感じるほど、早かったけど、皆さんが真剣に目を輝かせて聞いてくれたり、その後もお話し出来て貴重な時間を過ごさせていただきました。漆塗りの木製サーフボードに会場に持ってきており、漆に興味を持ってくれて嬉しかったです。
▲『OCEANTREE ~ The Journey Of Essence ~ Episode.2 in Kyoto』の上映
▲沢山の方に漆の事を話せました。本当にありがとうございます。
上映会・トークライブで沢山の方と交流を深めた後は、皆でいざビーチへ!
ありとあらゆるゴミが沢山・・・街でポイすてされたり、外においたゴミが、風や雨によって川に入り、川の流れに乗って海に出ていったものが漂着(ひょうちゃく)する漂着ゴミが出る原因。根本である街から出るゴミのポイ捨て問題も多くの街で、一人ひとりが意識や行動に変化していけば、街も海も山も少しずつ変わっていきます。ビーチクリーンに参加して、改めて今生活している環境についても見つめるキッカケになりました。
皆でゴミを集めたあとは、分別して、ペットボトルごみは砂などの汚れを綺麗に洗います。このペットボトル達が、再利用されてサングラスへ生まれ変わります。どんな風に完成するのか気になりますね!
この作業結構大変できれいにならないぺとボトルは使うことができません。生きていればしかたなくでるゴミ。せめてきちんと捨ててきちんと使う!そんな循環を作りたいですね。
日本が好きです。
これからも自分達の国にある豊かな自然について、出来ることをカタチにしていきます。
主催者の方々、イベント参加してくださった皆さん
本当にありがとうございました!!