今年も秋の植栽を行いました!
11月15日に今年も「工藝の森」秋の植栽を行うことができました。
とても気持ちの良い秋晴れの中、集まってくれた仲間も少しづつ輪が広がり、毎年植栽を行えている事に嬉しい気持ちでいっぱいです。
今年は、植栽するエリアを広げていくのではなく、これまで獣害対策として柵打ちした中で枯れてしまった漆の植え直しを行いました。
2年前に植栽したこの場所は地下の深いところに水が流れていました。漆の植栽地として水はけの悪い場所はご法度ですが十分に深いところを流れていることを確認して植栽を行いました。
ところが大雨や雪解け水など年にほんの数回ではあるのですが、地下に通る水脈に水が収まりきらず、地上を流れる時がある、ということが時を経てわかりました。
残念ながら枯れてしまった漆の木たち。
人の予想を超えて刻々と姿を変える山の中で漆を植えることは大変難しいことだけどその中から学べることがたくさんある。
そんな状況を受けて、この夏、塔下さんより提案で、地中の川の上に、さらに水路を掘り、たとえ地中の川を水が溢れることがあっても、水路から水が流れて、とまらないように重機を動かして作業してくださいました!みんなに作ってもらった圃場が生きますように。
たくさんの人の知恵とパワーをもらっているなと、つくづく感じます。。。有り難い。
次は一緒に元気に育ちますように。1つ1つの苗に想いを込めて今回の植樹作業も無事終了!(写真見返して、笑顔が沢山!!めちゃくちゃ良い!)
その後は、間伐作業のお手伝いへ!森に住む生物によって、木などが食べたり、倒れたりしてしまっている森は元の姿から姿を変えてしまう。それを元に戻すための作業です。(すごく簡単に言っちゃってますが、とても重要な作業なんです。 工藝の森でも詳しく書いてますので、こちらも是非ご覧ください!)
大変な作業ではありますが、皆相変わらず笑顔で楽しく作業ができました。本当に感謝です。
自然は人と共に生きている、そして生活の中で、自分達はどうあるべきかを教えてくれているような気がします。
だから、毎回発見があって、気持ちが溢れる。
カラダはクタクタになったけど、最高な時間を過ごせました!
最後の締めに、植樹イベント皆勤のまさみさんがお茶を点ててくださいました!
なんて素敵な締めなんだ・・・!
最初から最後まで最高な1日でした!
ご参加していただいた皆さん、本当にお疲れ様でした!
ありがとうございました!!!