【工藝の森】2021 ~ウルシの木 春の植栽~

当社の堤卓也が共同代表を務めるファミリーカンパニー「一般社団法人パースペクティブ」が3月6日、京都市右京区京北町の「工藝の森」で漆の植栽を実施しました。


「行為循環型のモノづくり」を通して、人と自然の健やかな関係性が再構築されることを目指す場所。それが「工藝の森」のビジョンです。

今回は植える場所が限られ、植えるウルシの数は少なくなりました。そこで憩いの場所も皆で作ることにしていました。

小雨の降る中、皆で力を合わせて頑張りました!




秋の植栽の時に伐採した栗の木を使ってベンチやテーブルを作っていきます。

丹波篠山の木工&木こりのチェーンソー使いのコンビは、さすがサクサクと綺麗なベンチを作ってくれます。

チェエンソー使えない私たちは、木の皮を叩く!叩く!叩く!

農家のkazも木の皮剥く!!

サーファーの橋本君も木の皮を剥く!!

小さなサポーターも頑張りました!! 娘ちゃんと漆の成長が楽しみですね

また温かくなったらみんなでワイワイやりましょう!

春間近ながら、まだまだ寒い京北の地。

こうやって、皆で作業をしていると自然の厳しさの中で、立派に育つ木々の逞しさと凄さを感じます。知らず知らずのうちに多くの見えない力のようなものを自然と身近にいる事で、感じさせてくれる事が多く、本当に尊いです。



そして、この活動の中で、少しづつ共感し合い、一緒に森を育んでくれる仲間が増えたら嬉しい。そんな思いの中、今回の植樹ではlascawoodworksのホドリゴさんが京北に来てくれました!

lascawoodworksのホドリゴさん!


彼は、2006年以来、ペルー、オーストラリア、日本、ブラジルと国内外で学んだ技術で、すべて手作りの環境への影響が少ない木製サーフボードを製造する職人。2019年の夏、世界的ウッドサーフボードシェーパーのTom Wegener氏を招いてココ京北で開催したワークショップ「Wegener Surf Stay 」をきっかけに出会ってから、お互いのモノづくりへの想いを語りあう同志。自然へのリスペクトと熱い想いを持った人!


気がつけば、付き合いも長くなってきて、会う度に今後のやりたい事を語れる仲間。この京北の地でも、何か実現出来ないか話しました。さて、どんな展開になるのか楽しみです。

作業後にはいつも笑顔の菊野ちゃんがお抹茶でみんなをおもてなししてくれました。冷えたカラダが、芯まで温まりました。森の中で体験するお茶の作法、ビシっと背筋が伸び、同時に心豊かになりますね。

良い時間を過ごせました!

寒い中、参加してくださった皆さん!

本当にありがとうございました!もうすぐ春!





asakitichi tsutsumi