Urushi Night in MTRL Kyoto
2018/6/26(火)
Fab Meetup Kyoto vol.27
MTRL KYOTOさんでお話する機会を頂きました。
これはクリエイターによる「つくる」にまつわるショートプレゼンを行うイベントです。
材料である漆を作っているけど物つくりではない自分がお話することに少しの不安を抱えていましたが、事前打ち合わせでMTRL KYOTOの田根さんは漆や漆の精製に興味深々のご様子。
「うるしのいっぽ」の活動をはじめて工芸関係者を前に漆のお話をすることは多くなりました。
最近では減少し続ける漆を次世代に繋ぐには、漆に興味のない方、世界中の人々にも聞いて頂く必要があると考えていたところです。動き出した取り組みも少しお話しさせて頂きました。
5年前に製作 赤呂色仕上げのEBS製VOKKA
初代堤淺吉とヨネさん 漆は人々の生活と共にありました。
昔の手グロメのお話し
漆精製のメカニズムを説明
ウルシの木の樹液の精製においてどうやって艶をつくりだすのか?
乾きを決める要因は?
そもそもどうやって収穫してるの?
国産漆に注目が集まっていますが日本の漆使用量の98%を支えている中国産漆の現状は?
現在の生活から漆は遠い存在になっているかもしれないけど実は身近な存在なんですよ。
田根さんのフォローで楽しくお話しさせて頂けました。
シートチューブに鳥がビールを飲んでる蒔絵が入ってます
鉄が透けて見えるので鉄地呂色と呼んでいます。月日が経って良い透け色になってきました。
スケートショップLampのロゴを入りremake skate deck
人をひきつけるプレゼンターのみなさん!わくわくするお話しありがとうございました!
ハモニズムの小島和人さん
株式会社計数技研 代表取締役の早石 直広さん
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所の宮原 健吾さん
ICHI-ROWさんも登場
『循環可能な天然素材「漆」の魅力を伝えたい』
トムさんやガスとの現在のプロジェクトも少しお話しさせてもらいました。
デザイナーや先生、学生さんなど様々な人が漆に興味を持って聞いて下さったようです。
このような機会を頂きましたMTRL Kyotoのみなさん、お話しを聞いて頂いた皆様ありがとうございました。
とても楽しい夜でした!
All Photo MTRL Kyoto