鴨川マルシェ「Material Library」で漆屋の副産物が商品化
12/4(日)、京都鴨川音楽祭と共に開催される鴨川マルシェにて「Material Library」が出店します!
Material Libraryは、伝統工芸の今を発信することで新しいアイデアを誘発し、商品開発、世界での販売へと繋げていく京都芸術大学が運営する学生主体の団体【KYOTO T5(京都伝統文化イノベーション研究センター)】のプロジェクトの一つ。職人達が日々のモノづくりの中で出る素材の切れ端や破片を商品化をし、伝統工芸を広めていく活動です。
堤淺吉漆店からは、漆の硬化速度や粘度、色や艶をチェックする為に試し塗りしたフィルム状の漆の塗膜を提供。従来は役目を終えたら処分するはずのこの素材を収集し、袋に小分けして商品化。黒や赤をはじめ、カラフルな漆の塗膜片がオシャレにラッピングされます。
漆屋として、職人さんの要望通りの漆を安定的に出すために絶対に欠かせないこの試し塗り。当社では「ツケ」をとる。と呼んでいます。しかし、このツケの役目を終えた薄いフィルム状の漆塗膜の活用方法は、これまでありませんでした。KYOTO T5さんにお話をいただき、商品化になった事、非常に嬉しく想います。これをキッカケに漆の新たな可能性に繋がるような気がしてワクワクしております!色も様々で、使い方も自由!漆の新しいカタチとして是非お楽しみください!
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・開催日時
2022年12月4日(日)
10:00〜16:00
・入場料無料(雨天の場合は中止)
・会場情報
宝ヶ池公園北園(京都府京都市左京区岩倉南大鷺町72−6)