京都新聞にて「ベアーズウッドプロジェクト」が掲載されました
京都新聞にて京北の仲間達と活動する「ベアーズウッドプロジェクト」の取り組みを掲載していただきました。
クマが爪や牙で樹皮を剥ぐ事を「クマ剥ぎ」と言います。京北エリアでも、このクマ剥ぎされた樹が増加し問題になっています。
クマ剥ぎにあった木は、傷口から枯れてきます。枯れた部分は「チップ」と呼ばれる状態になって、紙の原料になるか火力発電の炉で燃やされるのが、現状なんです。しかし、大切に手入れされてきた木々達は、立派でクマがクマ剥ぎに選ぶほどで、ずっしりと身の詰まっていて、深々と年輪があり本当に良い木なんです!数十年という長い年月をかけて、大切に育ててきた木を新たな発想から、活用していきたい。
その想いから、京北の吉田木工さん、四辻木材さん、自然を愛するシェイパー ホドリゴ松田さん、野田健太郎さん、スタジオホリゾント代表・亀村さん、山口真一写真事務所代表・山口真一さん、弊社 堤卓也と共に「ベアーズウッドプロジェクト」を始動しました。これまでクマ剥ぎ材から漆塗り木製サーフボードやスケートボード、クライミングのホールドなどを製作していき、少しづつ今回のような活動を発信できはじめていることを嬉しく思います。
今後も仲間達の輪が広がり、さらに色んなカタチでベアーズウッドプロジェクトが広がっていき、自分達と暮らしの中で自然が、より身近で大切な存在にしていけたらと思います。
引き続き、今後の活動も是非チェックしてください!