『いきるをつくるくらしの「素」展』 vol.2 器の素 〜土地に培われた技と素材の輪をつなぐ〜
『いきるをつくるくらしの「素」展』
〜土地に培われた技と素材の輪をつなぐ〜 vol.2 器の素
アサギ椀の展示、販売会が開催されます。
今回はアサギ椀をより理解してもらう為にmumokuteki cafeさんで特別メニューをご用意して頂きました。
アサギ椀を実際に体験してもらいたいと思っていますので、そちらの方も是非お楽しみください。
2021年5月28日(金)〜7月25日(日)
mumokuteki 2F HOME&RENOVATIONスペースにて
OPEN 11:00-19:00(水曜定休日)
かつて京の町で愛用されたという「浅葱椀」は、京都ならではの美を体現する、常の器でありました。その精神を受け継ぎ、現代の工芸の課題を解決することを目指して、「アサギ椀」は生まれました。
現代の課題—それは一言でいうと、「生態系をつなぐこと」。
地域の風土によって洗練された、異なる専門性をもつ職人の技が、次の世代に受け継がれること。地域の素材が人のくらしの中で循環することで、その素材を生み出す環境といとなみも守り育まれること。作り手の想いと使い手の感性が、言葉を超えてつながること。技と素材、そして人のこころは、互いに密接に関係しながら文化の生態系となり、くらしの「素」をつくります。
アサギ椀は、京都の漆器づくりの生態系をつなぎなおすプロジェクトです。
出展者プロフィール
塗師(漆を塗る職人)である西村圭功氏、ロクロ木地師(椀などの漆器のベースを作る職人)である西村直木氏に師事し、両師匠の技と想いを受け継ぐ、京漆器の若き担い手。
ロクロ木地師:永井綾/上田量啓
塗師:飯島勇介/後藤久美
発起人: 石川光治(故人 石川漆工房)
西村直木(ロクロ木地師)
運営メンバー : 石川良(石川漆工房)
堤卓也(堤淺吉漆商店)
西村圭功・西村洋子(西村圭功漆工房)
プロデュース: 松山幸子(一般社団法人パースペクティブ)
協賛:工藝の森
アサギ椀の収益の一部は、一般社団法人パースペクティブの『工藝の森』による、京都の森で漆を中心とした工芸素材を植え育てる活動に寄付されます。
期間限定『アサギ椀×mumokuteki』特別コラボメニュー
展示会場であるHOME&RENOVATIONスペースのとなり、mumokuteki cafeさんにて、期間限定の特別メニューをご提供しております。
実際にお手にとって使っていただくことで、心地よさ、美しさ、軽さ、繊細さ、温かさなど、たくさんのことをお伝えしたいと思いました。
丁寧な「素材」と「プロセス」で、アサギ椀のために特別に作られたおいしいごはんやスイーツを、この機会にぜひお楽しみください。
展示会前にスタッフさんとアサギ椀の勉強会
その後、アサギ椀でビーガンアイスのあんみつを頂きました。とても美味しかったです。
展示会が楽しみです!!