京都市 「これからの1000年を紡ぐ企業」に認定
株式会社堤淺吉漆店はこの程、京都市から「これからの1000年を紡ぐ企業」として認定されました。
6月2日、京都市役所にて認定式が執り行われ、門川大作京都市長から認定書とトロフィーを授与頂きました。
Tsutsumi Asakichi Urushi Ltd. has recently been awarded by the city of Kyoto as "a company that will weave the next 1000 years."
On June 2, the award ceremony was held at Kyoto City Hall, and Daisaku Kadokawa, the mayor of Kyoto, presented the certificate and trophy.
This award aims to nurture the construction of a sustainable society by solving societal issues through business and creating new products, services, or systems that are engaged in social innovation. Kyoto City, Kyoto Prefecture, and the Kyoto Chamber of Commerce provide support to certified companies for the realization of the future that each certified company strives for.
Ongoing projects "Urushi no Ippo", "BEYOND TRADITION", and "Kogyo no Mori", details of which can be found on our site, led to this award for Tsutsumi Asakichi Urushi.
この制度は、社会的課題をビジネスで解決することや,社会的課題を生み出さない新しい商品やサービス,あるいはシステムを生み出すことで持続可能な社会の構築に貢献し,ソーシャルイノベーションに取り組む企業を認定するもの。認定企業に対し、京都市や京都府、京都商工会議所をはじめとする支援パートナー企業・団体が、各認定企業が目指す未来の実現に向け、様々な支援やサポートをする仕組み。
漆の需要減少に危機感を感じ、原材料店として漆の魅力を伝えようと始めた「うるしのいっぽ」。漆の新しい価値観や可能性を発信する「BEYOND TRADITION」などのプロジェクト。漆を通して今の暮らしを見つめ直し、人や地球に優しい価値観を創造すること。一般社団法人パースペクティブ(堤卓也共同代表)として推進する「工藝の森」構想。これらの取り組みや考え方が、今回の認定に繋がったと考えています。
この認定を機に、支援パートナー様のご協力・ご支援の元、漆を軸にした持続可能な未来の実現に向けて邁進して参ります。
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