イベント延期のお知らせ 『世界を変える兆しと出会う3時間』
World Shift stories FBページより引用
【イベント延期のお知らせ】
このたび国内外での新型コロナウイルの感染症拡大防止のため、健康と安全を考慮し、4月26日以降のWorldShift イベントは延期させていただくこととなりました。
イベント開催を楽しみにしていた参加者様には、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
今後につきましては、社会情勢を鑑み、開催時期を判断させていただきたく、開催日程など詳細決まりましたらあらためて、Facebook 及びPeatix のイベントページにて告知させていただきます。
コロナで世の中の人の心が不安に満ちているこのときこそ、お互いサポートし合い可能性を信じ進んでいくことを願っております。
ご理解とご認識の程、宜しくお願い致します。
※既に参加申込を頂いている方には、別途、イベント中止の旨をご連絡させて頂きます。
“世界”を変える兆しと出会う3時間 第2回 by WorldShift Stories�
“つくる、つかう”のあり方
廣瀬 圭治さん (神山しずくプロジェクト代表/キネトスコープ社代表)
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堤 卓也さん (一般社団法人パースペクティブ/堤淺吉漆店 専務)
どのようにすれば、幸せな未来につながるのか。私たちはあらゆる領域で、シフトを選択すべき「分水嶺(ぶんすいれい)」に立っているのではないか。環境・経済・社会に山積する構造的な課題、テクノロジーの指数関数的進化、急速に機能不全を起こしている様々な事象。それらを前にして、このように感じている人も多いのではないだろうか。そして、少しでもシフトを起こしたいという願いは確実に増えているように感じます。
そこで「ひとりひとりのシフトから社会・世界は変わっていく」と信じる私たちWorldShift storiesは、“世界”を変える兆しと出会う3時間、というあたらしいシリーズをはじめることにしました。�“組織”、“仕事”、“食”、“街”、“創造”など様々な日常生活に身近なあり方をテーマにして、その3時間だけは、既存のあり方を一旦括弧に入れて保留して、あたらしいあり方を考える。そんな時間をつくることしました。
第2回は、“つくる、つかう”のあり方をテーマに、お二人のゲストをお招きします。
一人目は、神山しずくプロジェクト代表の廣瀬圭治さん。クロスメディアを活かした企業ブランディングを手がけるキネトスコープ社の代表として、2012年徳島県神山町にサテライトオフィスを開き移住した廣瀬さんは、その緑美しき神山町の森林も、多くの日本の森林と同様に杉の人工林であり、実は水量が30年前の3割に減少していることを知り、神山産の杉を使ったプロダクトの開発と販売を軸とした「神山しずくプロジェクト」を始動。未来のこどもたちへの想いからはじまった「小さな経済の歯車を動かし、全体の循環をつくりだす」デザインは、国際的な評価を得ながら広がっています。
二人目は、一般社団法人パースペクティブ代表の堤卓也さん。明治42年創業の漆屋「堤淺吉漆店」に生まれた堤さんは、生産量の98%が中国産となり、しかも生産現場が高齢化している日本の漆の現状を前に、木から採れる樹液である漆の価値や魅力を伝える「うるしのいっぽ」をスタート。自らが親しんできたサーフィンやスケートボード、BMXなどと漆のコラボレーションも積極的に試み、世界的ウッドサーフボードシェーパーであるトム・ウェグナー氏と映像監督・プロデューサーである青木真との協業の軌跡を収めたドキュメンタリーフィルム「BEYOND TRADITION」は、サーフフィルムの祭典「Florida surf film festival 2019」において「Best Documentary Short 2019」を獲得するなど、オーガニックでサステナブルな漆の魅力を国内外に発信しながら漆の生態系をデザインする活動を続けています。
私たちが日々手に取る商品やサービスを生み出す状況が、グローバリゼーションやテクノロジーによって大きく変わろうとしている今だからこそ、廣瀬さんと堤さんが紡いできた物語から「もの」を“つくる”プロセスや背景に思いを巡らせ、参加者の皆さまとの対話によって、一人ひとりの「もの」を“つかう”ことの可能性に目を向け、シフトへの一歩を探求する時間にしたいと考えています。
ゲストをはじめとした有識者、企業、科学者、クリエイター、NGO、市民などが多様な人々が集まり、〈わたし〉からはじまる“つくる、つかう”の変化の物語を持続可能な世界へと重ねてゆく3時間です。
日時:2020年4月26日(日)13:30~17:00(開場13:00)
場所:mumokuteki hall 京都市中京区式部町261 ヒューマンフォーラムビル3F
アクセス:https://mumokuteki.com/shop
定員:先着60名
参加費:2000円
申込先: https://peatix.com/sales/event/1427842/tickets
申込み期限:4月24日24時までにお申し込みください。
(満席になり次第受付終了予定)
【プログラム】
●13:30 〜
イントロダクション
●13:40 〜
参加者の皆さん同士の対話
●13:55 〜
ゲスト紹介と各ゲストからの話題提供
●15:10 〜
ゲストのお二人とモデレーターによる対話
●16:00 〜
ゲストのお二人と参加者の皆様による対話
●16:45 〜
参加者同士による気づきの共有とWorldShift宣言
【ゲストプロフィール】
●廣瀬 圭治 さん
神山しずくプロジェクト代表/キネトスコープ社代表/NPO法人グリーンバレー理事/デザイナー/アートディレクター
20代はバイクで全国放浪、後半はクラブカルチャーにハマり「VJ KIYOHARU」として全国のイベントに出演。映像クリエイター、グラフィックデザイナーを得て、30歳になった年に大阪でデザイン事務所を設立。企業ブランディングやプロモーションを手がけてきた。2012年に東京ミッドタウン企画展「わたしのマチオモイ帖」をプロデュースしたことをきっかけに、徳島県の神山町へ移住、人口5,000人の町で田舎暮らしをはじめる。同年、徳島県のデザイン振興担当を委嘱、NPO法人グリーンバレー知事に着任。神山町の地域課題である水源を守るために、人工林(杉)の新たな価値をデザインする「神山しずくプロジェクト」を発足。2013年から挽物ろくろの製品などをプロデュース。2017年10月に自社木工所「SHIZQ LAB.」を開設、ろくろ職人の育成を開始。同プロジェクトが「GOOD DESIGN 2017」受賞。続いて、イタリア・ミラノで行われる世界最大級の国際デザインコンペティション「A' Design Award & Competition 2019」ソーシャルデザイン部門において金賞受賞。
・しずくプロジェクト
http://shizq.jp/
・しずくプロジェクトオンラインストア
https://shizq.stores.jp/
・A' デザインアワード受賞ページ
https://competition.adesignaward.com/gooddesign.php?ID=80494
●堤 卓也 さん
一般社団法人パースペクティブ/堤淺吉漆店 専務
堤 卓也 北海道大学農学部を卒業後、他業種を経て2004年から家業に従事。漆漉し・精製・調合等に携わり、伝統産業や修復分野において、ニーズに合わせた商品を提供する。一方で、人々の暮らしと漆との距離感や、漆の生産量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。「サーフボード×漆」「BMX×漆」「スケボー×漆」など、今までになかった取り合わせを通じて、漆との新しい出会いを提供する。漆という縄文時代から使われてきたサステナブルな自然素材を通してできる「巡る社会」を目指し、2019年5月「一般社団法人パースペクティブ」設立。
https://www.rethink-urushi.com/
http://www.kourin-urushi.com
【モデレータ】
●戸川直美 Togawa Naomi
Will Management Company 代表
大学卒業後、食品会社に24年勤務し、店舗エリア統括職、採用人事教育部門を担当する。企業内で人間関係やコミュニケーションの難しさに直面し、2007年コーチングやNLPを専門機関で学び、自分の人生を自分の意志で生きることの大切さ、可能性を信じ見守ってくれる人の存在の重要性に気付く。その体験が人生の大きな転機となり、現在は独立し個人・企業を対象にコーチングや研修を提供し、恐れではなく喜びを軸に生きる人財育成を目指している。
https://www.willmgt.jp
●桜井肖典 Sakurai Yukinori
一般社団法人RELEASE; 共同代表
2000年よりデザインコンサルティング会社を経営、様々な分野でデザインプロジェクトの企画監修を重ねる。2012年より持続可能性と事業性を両立する「未来が歓迎するビジネス」のデザイン組織としてRELEASE;を始動。京都をはじめ各地の企業や自治体とともに、領域横断的な事業構想と具現化を推進している。
https://release.world
【WorldShift storiesとは】
WorldShift storiesは、「ひとりひとりのシフトから社会・世界は変わっていく」というWorldShift(下記詳細)の発想から生まれた、京都の有志によるイベントシリーズです。ゲストスピーカーが語る〈わたし〉からはじまった物語を囲んで、活動分野を超えて集い、自らの物語をみつめたり、繋がる場となったり、あらたな物語がはじまる出会いがあったり。登壇者も参加者も、一人ひとりが〈わたし〉として、この社会の何をどう変えたいと願うのかを宣言し、共有し、〈わたし〉からはじまる“世界”を変える物語を持続可能な世界へと重ねてゆく活動です。�
【WorldShiftとは】
「ワールドシフト」とは、2009年9月、世界的な金融・経済危機と環境問題に対応するために、システム哲学者アーヴィン・ラズロ博士やゴルバチョフ元大統領など世界賢人会議「ブダペストクラブ」が、持続可能な社会への転換(WorldShift:ワールドシフト)の緊急提言を行ったことからはじまった、世界的なムーブメントです。
個人レベルの意識と行動の変化を根底として、国境や民族の壁を越えて、また政治やビジネスでのリーダーシップ、市民セクター、メディアなど、あらゆるセクターが、分断された関係を越えて、ともにワールドシフトの提言を行うことで、社会のシフトを促していくことを目標としています。
公式サイト:http://www.worldshift.jp/index.html#top
【主催】
WorldShift stories運営チーム(廣海緑朗/戸川直美/岩崎仁志/井垣敦資/桜井肖典/小島拓也(irodori)/大谷見矢子/木下京介/竹之下惟基/ながい進)
【共催】
(株)ヒューマンフォーラム
mumokuteki���