漆塗り 椀型ランプシェード・植木鉢・盛り器 × SEIKI DESIGN STUDIO
日本の伝統的な素材である桧と漆を用いたプロダクトをSEIKI DESIGN STUDIO と開発しました。
桧や漆は日本人にとって非常に親しみ深い素材であり、寺社仏閣を始め伝統的な建築や工芸に使われてきました。桧は日本の林業とも関係が深く、1960年代の高度経済成長期には全国で桧や杉の植樹が盛んに行われました。
しかし、近代化が進むにつれてその用途は減少し、現在は深刻な森林問題を引き起こしているとともに日本人にとっても身近な素材ではなくなってきています。
漆に関しては、減産がすすみ国産の漆も非常に少なくなりました。こうした日本の素材が抱える課題を解決する方法として改めて、素材の良さを捉え直し、木目や木肌を活かしつつ経年変化による味わいを楽しめるリビングプロダクトとキッチンツールを発表しました。
展示では五感で楽しんでいただくために、空間全体の香りのデザインをahareに演出してもらいます。
デンマーク・コペンハーゲンで開催された3daysofdesign2024 にて、これらのプロダクトを岡山県津山市のTSUYAMA FURNITURE とahare と共に展示しました。













