2022年 春の植栽in大原

春が少しづつ近づいてきた3月12日の朝、大原へ向かいました。街の光が、とても暖かく感じて、季節の変わり目を感じる朝です。


今回の植樹は、日頃お世話になっております西村圭功漆工房さんの新しい挑戦です。当社の漆を次世代に繋ぐ活動「うるしのいっぽ」や 「アサギ椀プロジェクト 」でもご一緒させて頂いています。漆の現状が厳しい中、西村さんは自分たちが使う漆を少しでも植える、育てる、使うを実践しようと挑戦を始めました。

以前のBlogで西村さんの仕事場へお邪魔させていただいた様子を掲載しております。是非、塗師の仕事について、併せてご覧いただけますと幸いです。



これから先、伸びていくウルシの木が真っ直ぐ伸びて鹿などの害獣に食べられないように柵を打ちました。皆さんと一緒に体を動かすのは、気持ちが良くて、大原にも うっすら彩りが感じられ春を感じる風景が心を穏やかにしてくれます。

苗木の根の向きを相談中(苗が風に倒されないためにも根の向きは重要です)


厳しい寒さを生き抜いた木々たちからは、生命力を感じますね。

15年後を想像して木を植える、モノを作る。そんな時間軸のモノづくり。なんかとってもいいなって感じます。

この漆の木たちが育つ15年後どんな世の中になってるのかわからないけれど、子供たちに素敵な未来を残していたい。

皆で一緒に体を動かして、思いっきり遊んで、笑う時間が植栽を通じて生まれています。すごく良い時間。自然の中で、ちゃんと対面して、沢山話して、笑い声が増え、新しいモノづくりが出来る場所作りの大切さに改めて気づきます。

皆と自然に会ってパワーチャージしました!もっともっと楽しい場所作っていきますよー!

asakitichi tsutsumi